ジム

シンガポールのスポーツジム事情 ~金持ちのステータス~

前回の記事で、リーズナブルなジムGYMM BOXXを紹介したが、
このジムが流行らない理由がわからない。
これほど、コスト的にメリットがあるジムはないというのに。

[nlink url=”http://samaime.net/singapore_fitness_gym_reasonable/”]

もちろん、行けば、たくさんの人がいる。(マッチョはいつもいる)
ただ、このジムがシンガポールの中心地にはなくて、少し市街から
外れたとこにしかないので。

その理由を考えると、シンガポール人の生態がよくわかってくることに気付いた。

1.ジム通いもステータス
そう、金持ちが多いシンガポリアン。そして、この国も金持ちは金持ちで
あることをアピールすることに余念がない。
高級車、ブランド服、小物。挙げればキリがないが…ジムもステータスの一つっぽい。
街の中心地のでかいジム。ガラス張りでオシャレ。
会費はなんといくらで。スペシャルなコースも。
そんな感じでアピールするのだ、そりゃ安いジムに行ってどうするんだと。

2.そもそも運動する気はない
さて、高い金を払っていいジムにスペシャルなコースで。
しかしながら、元々が見栄をはるための道具だ、別に運動する気などない。
これは、周りのシンガポール人を見ての傾向だが、彼らは基本的に運動が
好きじゃないっぽい。ってか健康のための運動もしてないかもしれない。

余談:シンガポール人の運動能力について触れてる
[nlink url=”http://samaime.net/%E9%81%8B%E8%BB%A2%E4%B8%8B%E6%89%8B%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%84%E3%82%88%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3/”]

3.むしろ太ってるほうがいい?
シンガポール人の金持ちを見ていると、高級車(フェラーリやらランボルギーニやら)、
ブランド物で身を固める、そして華人の小太り。
もしや太ってるほうがいいのでは…?そのほうがお金持ち感でるとか?
確かにアジア人で痩せてると裕福には見えないかもしれない。
ところで、最近気づいたのが、あの中年腹は思いの外、デメリットは
ない可能性がある。
つまり…中年腹でも金があればモテるってことだ。

話を戻します。
他の国を例に出すと…
フィリピン…太っている子供が富の象徴。貧困層は単純に食べ物がないため、
ひたすら痩せている。
アメリカ…太っているのは貧困の象徴。貧困層は金がないためジャンクフードしか
買えない。健康にいい食品は高い。

さて、シンガポールだが、経済的には先進国のはずだが、なんか欧米とは違う
ような文化を感じる。
というか、中華系の文化だと思うが。
やはり金持ちであることをアピールすることに重点を置いており、実益は
結構無視している感じがする。
(例:プリウスとかタクシーでしか見かけない。)

そう考えると、小太りが多いのも納得が行く気がする。
そして、この国でリーズナブルでクオリティの高いジムが流行らないのは当然のことだろう。

シンガポール!最安!!フィットネスジム

IMG_0503

GYMM BOXX

これは日本でもそうだが、普通ジムというのは会員制が多い。
月契約の会員から始まり、契約期間が長いほど安くなるのが一般的。
さらに、トレーニングコースやトレーナーがついて、さらにお高くなる
ケースもある。

日本でもそうなので、高所得者天国シンガポールでは、日本よりもさらに高い。
ジムのサービスは充実しているのだが、どれだけ安いところを探しても
月々120~130シンガポールドルはかかる。(1万円以上くらい)

結構まじめに週に2回通うと、月に8回になる。
つまり1回あたり、15シンガポールドル。(1300円くらい)

まぁ、これくらいなら許容できるが、週2回ジムは仕事が忙しいと結構きつい。
正直、この月会員制…滅びろやめてほしい。
これのせいで、ジム行ってないまである。

しかし、どこの国にもきっと良心的なヒーローはいる。
シンガポールのフィットネスジム業界では間違いなく

GYMM BOXX

に違いねぇ。
HP:http://www.gymmboxx.com/

1.会員にならなくても利用できる
ジムを利用するためには、まず会員登録から。
正直めんどくさい…死ねばいいのに…制度だ。
ライトユーザーから金をむしり取る、悪魔の所業だ。
いや、週に1回行くのもめんどくさがる人にとってはホントに。

GYMM BOXXなら、その心配はいらない。
1回だけ支払いで利用できる。初めていく人も、行って、お金渡してOKだ。

2.安い、ってか安すぎ
1回利用は5シンガポールドル(420円くらい)
また平日の5時前なら、3シンガポールドル(250円くらい)
日本のジムと比較しても圧倒的価格!!
ってかフィリピンで言ってたジムくらい安いし。

当然、月会員制もある。週に5回とか行くガチ勢もいるからね。
その値段も通常のジムの半額以下だったりする。
詳細は下記リンクで。
価格表:http://www.gymmboxx.com/#!copy-of-rates/cj12

※ジムにはシルバーとスタンダードがあり、シルバーは若干高いです。でもシルバーは脅威の24時間営業。

3.場所問題
残念ながら現在の店舗数はたった6店舗。
http://www.gymmboxx.com/#!our-clubs/c605
自分はラッキーな事に最初に住んだ場所で徒歩圏内であったのでよかった。
引越し後は、近所になかったので、結局電車で通うことにした。
この時、他のジムも探したのだが、もうこの値段を知ってしまったら、
馬鹿らしくて他のジムに行くことはできなかった。

4.利用者の感じ
ジムはたくさんの人が使ってる。煩わしいこともあろうて。
基本的に、皆礼儀正しいです。ちゃんとルールを守って使っていれば。

いるのは、
ガチ勢(行くと大体いるスーパーマッチョ勢)
ガチ勢予備軍(2~3回行くと確実にいる。)
このへんは身内感ある。
普通にトレーニングしてる人、たまに若い人(10代)やおばちゃんもいる。

全員が周りを意識しながら、迷惑はかけないようトレーニングしているので、
いづらいってことも不快なこともなかったです。

世の中にはジムを中心に生活を回す人、習慣的にジムに行きたい人もいる。
そんな人は、そもそもこのジムに近辺に住んでみてはどうだろうか。