海外旅行記

イスタンブール ぼったくりクラブに連れて行かれる 〜 その3

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前回のあらすじ、アヤソフィアにて旅行者(トルコ人とアラブ人の二人組)と仲良くなってしまった。残念ながら詐欺師とは気づいていない。

さて彼らと意気投合し、これからクラブに行くんだけど一緒に行こうぜと誘われる。
少しだけ歩き、タクシーを捕まえ現地に向かう。
この時に話した内容を要約すると。
・クラブは町の北側にある。あまり大きくないところ
・旅行者向けの店は高いので、安いローカル向けの店をホテルで聞いてきた
・一人はトルコ人なので言葉も大丈夫
・もう一人のアラブ人は英語があまりうまくない
・こんな寒いとこに来たのは初めてなので、少し風邪気味
・昨日は窓を開けて寝たら寒かったらしいwww

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イスタンブールのアヤソフィア‐ブルーモスク間の広場は詐欺師だらけみたい ~ その2

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さて、前回の続きです。
トルコ2日目。3時ごろからアヤソフィアを見て大満足。
夕方から暗くなっていく頃合いにかけて、アヤソフィア‐ブルーモスク間の公園でのんびりしていると、トルコ系 or 中東系っぽい男性二人組から写真を撮ってほしいと声をかけられた。
*トルコ系、中東系の区別はつけれません

快諾して何枚か撮ってると、向こうもこっちの写真を撮ってくれるという。
どこから来たのとか、軽く身の上話をしていると意気投合。
調べると、イスタンブールでの詐欺の話はたくさんでてくるけど、全く同じ手口ばっかりで驚く。

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イスタンブールで、旅行者を装った詐欺師にぼったくられた話 ~ その1

さて、これまでトルコ旅行記を書いていたが、そろそろ最も書かなければならない出来事を書くことにしよう。それは…詐欺師に会って、ぼったくられたことだ。

その被害総額は20万円。
まさか、自分がひっかかるとは…自称海外中級者。今回のような事件は海外に初めて行ったり、数回しか行ったことがない人より、バックパッカーの経験があり、英語もそこそこ自信がある海外中級者がひっかかってしまうケースだと思う。
なるべく細かく書いていくので(数回の記事に分けます)、多くの海外旅行者、滞在者の助けになればうれしい。

~洗礼者ヨハネ~
主の道を整え、その道をまっすぐにせよ。

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イスタンブール観光地まとめて評価‐アヤソフィア、地下宮殿

イスタンブールの観光地について、感想をざっと書いてみる。
超有名観光地だし、情報はいくらでもあるだろうんで、感想のみ。
説明は書きません。
ぶっちゃけ、イスタンブールだけをみるなら1日あれば十分かもしれない。

アヤソフィア、ブルーモスク、地下宮殿、オールドバザール。
全て、イスタンブールのヨーロッパ側南部のオールドタウンにあります。

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トルコ~イスタンブール旅行 はじめてチーノと言われた日

イスタンブール旅行では旅行の半分くらいはホステルに泊まっていた。
タクシムという、イスタンブールではニュータウンと呼ばれる場所にあるのだが、
そこはやはりトルコ。
一本奥の道に入れば、さびれたスラム状態。
一泊6~10ユーロである。
10人部屋6ユーロ、6人部屋10ユーロだったが、6人部屋をチョイスした結果、
ずっと一人部屋状態でした。

で、そのホステルの前でたばこを吸っていると、
なんか子供3人組が近づいてきて、なんか言ってる。

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ドイツで会ったクロアチア人男性(29)の話

いつも女性の話ばっかりなので、男についても話そうかと。
ドイツのホステルで会ったクロアチア人について書こうと思う。

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※Google画像検索より「Croatian men」

日本語で「クロアチア人 男性」だとISIS関係の画像ばかりで…
この偏った検索結果に一石を投じたいと思う。

画像はそこそこ似てる。
こんな元気な感じではなくて、少し目が死んでるんだけど。
そう、彼は人生に疲れている感じがした。
やたら話しかけてくるけど…

彼とはフランクフルトのホステルで同室だった。
そのホステルはフランクフルトで最安値のホステルだったけど、フランチャイズ化
された大きいホステルで正直好きじゃない。
夜の人が多い時間になるとWifiは使い物にならなくなるし。

彼は聞いてもいないのに、軽く自己紹介をしたら自分のことを話しだした。
こっちのバックグラウンドもドシドシ来てくるし、こんな遠慮がないやつは
始めてや(´・ω・`)

彼はクロアチア人で29歳。
国境沿いの田舎の街で生まれ育ったらしい。ドゥブロヴニクとかクロアチアの
観光地は物価が高いから嫌いだと。(別にいいじゃんと思う)
1年位前にドイツに来て働き出した。
忘れたけど、確か肉体労働系の仕事だったと思う。
その後、失職してしまい、部屋を失い、ホステル暮らしが始まったらしい。
過酷や…

しかし、最近仕事が見つかったと。

引越し屋だ!!

また肉体労働かよ…
大学は出てて、専攻は経済学と言っていた。
ドイツ語は響きが余り好きじゃないから勉強しなかったけど、スペイン語は
好きで結構勉強したから喋れるらしい。

引越し屋では、オフィスの移転や難民施設のベッド設置などをしていると
言っていた。思わぬとこで難民の話が出てきて驚いたが、そういう仕事も増えてる
んだろうな。
月の収入は1300ユーロ程度、部屋を借りてなんとか生活していけるらしい。
クロアチアに帰っても600ユーロ程度しか稼げないし、帰ったら仕事があるわけ
ではないし、今後もドイツで頑張っていきたいらしい。
旧ユーゴスラヴィア圏ではクロアチアは比較的経済的に発展している方だが、
それでも失業率は高い。

クロアチアの収入については、過去の記事でも触れているが。
首都ザグレブや観光地以外は厳しいらしい。
[nlink url=”http://samaime.net/20160109-croatia-zagrev-income/”]

英語は喋れるけど、ドイツ語は喋れないのが厳しいらしく、今後はドイツ語を
覚えていくと言っていたが、それで解決するのだろうか…

できる仕事は肉体労働くらい、確かにドイツ語ができれば求職の際に
有利に働くとは思うが、それほどいい仕事はゲットできるだろうか…
何か新しい策が必要だと思うが…具体案はないけど。
ドイツの労働者の供給はこういった移民の人達に支えられているの
だろうか。気になるポイントだけど、聞いて回るわけにはいかんし…

そんな彼、目は死んでるけど、部屋に来る人に片っ端から声かけたりしているし、
コミュ力は高そう。
けど、女の子に普通に年齢聞くのはまずいな。
ドン引きされているのに、聞き続ける空気読めないっぷりもまずい。

それでも、こういうタイプはなんとか生き残っていくだろうと勝手に思った。