ニシュ

How to ニシュ~ベオグラード バス移動

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今回は国境越えもないので、ただバスに乗るだけです。

・ニシュバスターミナル
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至って、普通のバスターミナルです。
ニシュ城塞に沿って東側に歩いていけば着きます。

周りは、両替所、レストラン、露店などがあり、少しごみごみしてる。

料金:1,150ディナール
時間:1時間に1本あるので、適当に行ってOK

但し、バスに荷物を預けるときに50ディナール必要です。

普通に日本でバス乗るのとさして変わらないが、
今回いつものバルカン半島内のバスと違ったのが、人が結構いる。
いつもガラガラなのに。

よって、チケットにはシート番号が振ってあり、一応シートは
決まっているのだが、あってないようなものだった。
しかし、今回のバスではみんなちゃんと指定されたシートに座っている。

なんだろうセルビア人意外とまめなのか…

1:20発のバスで、4:00前には到着。
3時間かからない旅でした。

ホント、書くことない普通のバスです。

・ベオグラード バスターミナル
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How to ソフィア~ニシュ バス移動

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ソフィアにはたくさんのバス会社があり、ニシュに行くバス便がある会社探しから
苦労した。

・バスターミナル
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でっかい建物だし、フリーWifiあるし、トイレ有料だし、立派になってきたなぁ。
ってニシュ行きをインフォメーションで聞くと、隣の建物に行けと言われた。

・隣のバスターミナル
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おぉ、一気にしょぼくなった。インフォメーションもないし。
トイレはあるけど、有料だし。

適当に聞くと、マップゥ(MATPU)に行けと言われる。
当然スペルはわからない+キリル文字だ。見つけられずに、ぶらぶらしてたら、
おばちゃんにどこ行きたいのと話しかけられた。

ニシュに行きたいと言うと、ついてこい!と言われた。
もう、ヨーロッパににいると店員なのか、そのへんの案内系乞食かわからないので、
毎回不安になってしまう…
※ちゃんと店員でした。

店に入るとおばちゃん。なんかコピーを見せてきて。
ほらほら!と。
地球の歩き方のコピーでした。
地球の歩き方で紹介されていることを見せたかったようだ。
ヨーロピアンツアーズって会社でした。

こうやって、地球の歩き方もいろいろ広報してるに役立ってるね。

しかし、ニシュ行きのバスだがAM9時しかないと。
ネット情報ではPM4時もあったと思うんだけど。
てなわけで、明日来るね。って言って店を後にする。
このとき、店の名刺と店番号を教えられた。

ピコーン
John the Baptist - 電球
文字は読めないけど、店番号で聞けば見つけられる!

早速適当な店に入って、マップゥの店番号を教えてくれというと。
で辿りつけた。便もちゃんと2本あるし。時刻表を渡された。
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値段は右上の24レフ(ざっくり12ユーロ)
時間は7:30と16:00。これとさっきの店の9:00を合わせて3択か。
当然16:00で。

さて移動手段も判明したし、後は出発を待つばかり。
※前日調査


さて、当日向かってチケットを買うのだが、ここで一つ気付いた。
カウンターの横にWifiとパスワードが書いてある。
なるほど、フリーに使っていいということか、これでバスまでの時間つぶしができる。

というわけで、残ったレフでコーラとお菓子を買い、時間までネットを楽しむことに。
(これがまずかった…)

バスも15分前程度にきて、荷物をバスの荷物載せに載せようとすると。
1レフと言われる…
まじか…噂には聞いていたが、今までなかったから完全に油断していた。
お菓子買ってレフの在庫は切れてるよ。
50セントユーロでもいいよというけど、それもない。

しゃあないので、5ユーロ出して、お釣りある?って聞いたら。
だめって言われたので。
とにかくレフもユーロもない!って、頑張って(重要)感を出して説明したら、
後でいいと言ってくれた。
結局、その後ってのは来なかったけど。

バスの移動は

  • ソフィアから国境まで:1時間と少し
  • イミグレにて:1時間半以上
  • 国境からニシュまで:1時間少し

とにかく、イミグレが混んでいて、かなりの待ち時間があった。
バスレーンが混んでいたが、シンガポール-マレーシア間ほどじゃない。手際が悪い…
しかし、半分くらいの人がイミグレの前で降りていく…
目的地がセルビアの国境側の街なのだろうか。
確かにこの渋滞だと、歩いたほうが早いかもしれないけど。
バスに残ってるメンバーが少なくなっていき不安になるわ…

ニシぇでは知り合いが迎えに来てくれることになっていたので、
時間通りにつけないだろうし、待たせちゃうな…
これは合流できないかもと心配になっていた。
Wifiもないので、連絡できないし。

しょうがないかーごめんねーと思っていたら、少し到着予定時間をオーバーしたが、
ほぼ時間通りついたし(;´Д`)
到着予定はPM7:00。4時間の道程だが、1時間時差があります。

イミグレの渋滞を考慮しての到着時間か…
しかしイミグレの待ち時間など計算できるのかよ、時間帯でも変わるだろうし。

・ニシュバスターミナル
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電車とはバスが違うので、注意。
自分は地図で、適当にこの辺だろと電車の駅をバスターミナルだと勘違いし、
ホテルの場所取りをしくった。

無事、友人とも合流でき、車で送ってもらったから問題なかったけど。

バスターミナル前には、両替所、セルビアのハンバーガーなど、いろいろあります。


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ニシュ観光地紹介 スカルタワーとナチ強制収容所

場所はこのリンク先チェックして。交通機関から観光地の場所まで全部のってる。
http://www2m.biglobe.ne.jp/ZenTech/world/map/Serbia/Nis.htm

スカルタワー、ナチ強制収容所、博物館を200ディナールの共通券で入場できます。


・ナチ強制収容所
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入り口が地味すぎて発見しづらい。看板があるので、それで発見するしかない。
月曜日が閉館日、また空いている時間も短めなので気をつけて。

もともと、軍事施設だったのを、ドイツ占領下で強制収容所にされた施設。
ユダヤ人以外にも政治犯などのセルビア人も収容されていた。
基本的には処刑場ではなくの臨時収容施設。
セルビアでは一般公開されているのはここだけ。(他の国にはある)

チケットカウンターにいって、チケット買うと。
お姉さんが案内してくれた。

施設は2階建てだが、1階だけしか開放されていない。
部屋も3部屋程度しかないけど。

お姉さんが、説明してくれた。

  • 建物の概要、歴史、誰が収容されていたか。
  • 過去何回か脱走を試みた人がいたこと。
  • それで、脱走防止用の城壁が作られたこと。
  • 壁には収容された人の手記があること。
  • 部屋に50~150人収容とか狭すぎだろ!
  • 例外的にここで殺された人がいて、その墓があること。

申し訳ありません、そこまで感じるものはない。地味すぎて…
ただ、お姉さんは美人だったし。質問にも丁寧に答えてくれた。
いや、まじお姉さん美人。
施設の写真は撮れないけど、お姉さんの写真なら撮れたかもしれん。


・スカルタワー
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スカルタワーと近くの川。

オスマン帝国時代のセルビア人が独立のため決起したが敗北。
見せしめとして、セルビア人の頭蓋骨を埋め込んだ塔を建設。
しかし、これは後に反乱のシンボルとなる。

ここもチケットオフィスがあるので、まずチケットオフィスで一言かける。
すると、案内の人が来てくれて、鍵を開けて建物の中に入れてくれた。
男か…

この建物は中の、本来のスカルタワーを保護するための、建物。
本物のスカルタワーは中にあります。

写真撮っちゃだめっぽいけど、調べたら写真アップしてるページがあったので。
http://isekibaka.com/iseki/report_01/hucrobose/isekidarake_hucrobose_11.html

お兄さんが説明してくれました。

  • オリジナルは952個の髑髏が埋め込まれていた。
  • 今は回収されたり、劣化などで50個くらいの髑髏がある。(正確な数字忘れた)
  • 女性の髑髏、頭を割られている髑髏、銃痕がある髑髏
  • 1810年くらいに建設され、1890年には保護のために礼拝堂が作られた。(大体)

これは、正直インパクトあった。
ひたすら髑髏。今でも壮絶だけど、オリジナルはさぞ恐ろしかったんだろう。
現状の19倍の髑髏の量。
壁一面の髑髏。
そして、この髑髏を用意するために、死体を集めて焼いたことが想像できる。

建設当初の地獄絵図は想像もできない。

あぁ、お兄さんは親切でしたよ。

ソフィア~ベオグラッド~スコピエを移動するなら、寄っておいていいとこだよ、ニシュ。

セルビア4日目~ニーシorニーシュorニシュ 観光地紹介と、日曜日閉まってます

スペルはNiš/Ниш

この’S’の上に付いてるのがなんなのかは、わからん。
キリル文字の方を、カタカナに直すと、

「ニーシャー」

あれ、全然違うし…これを参考にしたんだけど。
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とにかく、GoogleやWikipedia先生によると、ニシュのようなので、
これで統一したいと思います。

ただ聞いてるとニーシュが正しい気がするんだけど…
ニーの短い音は別のスペルがあるし。

ニシュはセルビア第3の都市。(1.ベオグラード 2.ノヴィ・サド)
人口20万人くらいの都市
あれ…ローカルに聞いた時、40万人くらいの小さな街とか言ってたぞ。

街は南にある旧市街地
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北には新市街地(ダウンタウン)
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さらに北に川を挟んで、ニシュ城塞がある。

観光地としては、

  • ニシュ城塞
  • スカルタワー
  • ナチ強制収容所後
  • 教会いっぱい

があるのだが、城塞はまぁ、城塞である。
囲いはかなりのいい状態で残っているが、内部は普通の公園である。
教会は、正教会系の教会で、ぶっちゃけ見飽きた。(スコピエ、ブルガリアで)

スカルタワーだが、日曜日閉館…
オスマン帝国時代に反逆したセルビア人へのみせしめに、セルビア人の頭蓋骨を埋め込んで作った建物。

ナチ強制収容所。日曜日3時まで、月曜日閉館。

しかたないので、ニシュ滞在は延泊することに…