フィリピン人

イタリア人性格~家族について

観光国家イタリア。

大量の芸術作品は本当に見応えがあり、ずっと見ていられる。
すいません、嘘です。ナポリあたりで既に飽きがきていました。

キリスト教画はストーリーがわかると本当におもしろい。
ちゃんと聖書読んでおいてよかった。

それにしても…聖母マリアの絵画の多いこと。
“Madonna with child”の字面見飽きたよ。

ハッ!!
John the Baptist - 閃き

こういった、芸術作品は思想にも影響を与える。
例えば、遠足とか授業で自国の絵画は文化として、勉強する。

キリスト教がヨーロピアン家族愛に影響しているのでは…
もちろん、日本でも家族は大事だが、正直ヨーロッパの家族愛の普遍性は日本とは全然違う。
みんな家族大好きだ。

サノバビッチが最悪の侮蔑の言葉なのもうなずける。
日本で、売女の息子とか言われても、

「何いってんの、おまえ?」

程度にしか思わないし。
昔のワールドカップでジタンがキレて頭突きしたのも、家族に関するNGワードを言われたかららしい。

ところで、イタリアといえば今不景気でどうやって仕事すんの?
って疑問に思ったのだが、実家で両親と住んで生活しているらしい。
30歳とかになっても、仕事が安定しないから、結婚もできず、実家にいる。
なにより、イタリアの”マンマ”が息子を家に置いておくらしい。
娘は…?

なんか…どっかで聞いた話のような…
ハッ!!!
John the Baptist - 閃き

フィリピンの男だ。
フィリピンでは息子はひたすら甘やかして育てられる。
女は厳しく育てられるそうだが、息子にはひたすら甘いらしい。
結果、マザコン、シスコン、タンバイ(ニートのフィリピン版)ができあがるらしい。

実際、フィリピン人の知り合いも弟を完全に甘やかしていたし。
(20歳を超えているのに、飛行機から宿まで手配し、お迎えに行く始末。)
[nlink url=”http://samaime.net/philippino-and-philippina/”]

んーこれ…ラテンカトリックの国に共通する特徴なんじゃね?
マンマがマイサンに甘すぎる。

日本ではマザコンは風当たりきついかんなぁ。
そもそもマザコンって価値観が日本のように存在するのか聞いてみたい。

イタリアからのフェリーでフィリピン人がいた話

サムネイル画像は「フィリピン フェリー」でググったら出てきた画像です。
悪意がないと言えば嘘になるけど、まぁそんなイメージだしなぁ…

イタリア~バーリからアルバニア~ドゥラス間のフェリーに乗ったらフィリピン人乗船員がいました。

・そのときの記事
[nlink url=”http://samaime.net/how-to-ferry-bari-durras/” excerpt=”フェリーに乗るまでの手順を書いた記事です。多分、この旅で一番不安になった。調べてなけりゃまず迷う…”]

フェリーに乗り込んで、受付をしてると、横で待機していた女性。
白人社会のはずなのに、妙に東南アジア顔だな…と思ってると。

パスポートチェックしている受付(白人)が、「オージャパニーズ」みたいなリアクションをとってたら、その女性が話しかけてきた。
どう話がはじまったかあまり覚えてないけど、自分はフィリピン人だと言っていた。

なるほど、道理で英語も堪能だ。
しかし、ここはヨーロッパだよ。大分フィリピン離れているのに…

昔フィリピンにいたよと言うと、他のフィリピン人も集まってきた。
後で見て回った感じだと、案内係は大体フィリピン人のようだった。
受付やバーの店員とかはヨーロッパの人っぽい。
※ヨーロッパぽい程度しか見分けがつかない…

ホント世界中どこにでも出稼ぎにきてるなぁ。

昔、フィリピンの英語学校にいた時に船乗りをやっているという知り合いがいた。
船についてはよくわからんが、荷物を運ぶ巨大な貨物船で航海の指揮をとるような感じっぽい仕事のようだった。カナダやシンガポールなど、いろんな地域にいくと言っていた。

彼によると、乗組員はフィリピン人は多かったと言っていた。
一部の指示を出す日本人が数人であとはフィリピン人。
実際の作業する人やコックとか…

確かに考えると、船の乗組員で考えると特殊な技能が必要でないならば、コミュニケーションさえ取れれば、誰でもいい。
だからといって、本当にフィリピン人でいいかと言われれば、そう簡単ではないと思うけど。
まぁ、そこそこの大学出てれば、許容できるくらいかなと思う。

となると英語が喋れるフィリピン人がかなり格安で雇えると思われる。
安い労働力と高い英語力。
労働ビザの問題さえ解決すれば、どこでも働けそうだな。

フィリピンにいた時は、フィリピン人の仕事への態度に辟易していたけど、今問題になっている中東からの移民に比べれば、かなりいい人材に思えてきた。

キリスト教だし…
ヨーロッパにフィリピン人の出稼ぎが増えればいいんじゃないって気がしてきたな。

偏食のフィリピン女が個人的に許容できなかった。食文化が違うと相手を許せなくなることに気づいたあの日。

フィリピンではなくシンガポールで出会ったフィリピーナの話。

その子と会う約束を取り付け、店は日本式洋食屋くらいが無難かなとチョイス。
日本食食べたくて、日本人意外にも食べやすいだろうという配慮。

そして注文。
野菜は食べれないという話。どれがいいか聞いてくるのでオムライスにビーフシチューがかかったやつをチョイス。
料理が届いて、まず「肉がない。」
卵を開いて「ご飯食べたくない。」
そして、卵だけをめくりながら食べていく。たぶんケチャップライスNG。
普段、人の食べるものなんてどうでもいいと思うんだけど、この時は違和感がすごかった。
俺の頼んだハンバーグを分けながら思った。
ついでに、頼んだサラダを勧めたら断固拒否。

彼女は肉と卵しか食えないのか…まぁ白飯は食えるだろう。
でも、こうやってフィリピンによくいるふっくらした方ができあがるのだなと実感。
※フィリピンではふくよかが悪いとは限らない。結構そのほうがモテるようだし。

食べれるものしか食べず、それ以外はまったく挑戦しない。
その保守的さもフィリピーナ。

彼女は母国ではナースとして働いていたとのこと。
その経験から、自分の食生活に疑問を抱かないのだろうか…ないな。

些細なことだけど、目の前で出会うと恐ろしいカルチャーショックを受けるのが食事文化。
現に、自分は彼女と2度と合わないと、その日思った。

もちろん自分に対してもそれは言える。
偏食、食事残し、非挑戦的。普通の人は何も言わないだろうけど、気分を害したり、印象悪くすることもあろう。

・好き嫌いしない
・食事を残さない
・食わず嫌いしない