フェリー

イタリアからのフェリーでフィリピン人がいた話

サムネイル画像は「フィリピン フェリー」でググったら出てきた画像です。
悪意がないと言えば嘘になるけど、まぁそんなイメージだしなぁ…

イタリア~バーリからアルバニア~ドゥラス間のフェリーに乗ったらフィリピン人乗船員がいました。

・そのときの記事
[nlink url=”http://samaime.net/how-to-ferry-bari-durras/” excerpt=”フェリーに乗るまでの手順を書いた記事です。多分、この旅で一番不安になった。調べてなけりゃまず迷う…”]

フェリーに乗り込んで、受付をしてると、横で待機していた女性。
白人社会のはずなのに、妙に東南アジア顔だな…と思ってると。

パスポートチェックしている受付(白人)が、「オージャパニーズ」みたいなリアクションをとってたら、その女性が話しかけてきた。
どう話がはじまったかあまり覚えてないけど、自分はフィリピン人だと言っていた。

なるほど、道理で英語も堪能だ。
しかし、ここはヨーロッパだよ。大分フィリピン離れているのに…

昔フィリピンにいたよと言うと、他のフィリピン人も集まってきた。
後で見て回った感じだと、案内係は大体フィリピン人のようだった。
受付やバーの店員とかはヨーロッパの人っぽい。
※ヨーロッパぽい程度しか見分けがつかない…

ホント世界中どこにでも出稼ぎにきてるなぁ。

昔、フィリピンの英語学校にいた時に船乗りをやっているという知り合いがいた。
船についてはよくわからんが、荷物を運ぶ巨大な貨物船で航海の指揮をとるような感じっぽい仕事のようだった。カナダやシンガポールなど、いろんな地域にいくと言っていた。

彼によると、乗組員はフィリピン人は多かったと言っていた。
一部の指示を出す日本人が数人であとはフィリピン人。
実際の作業する人やコックとか…

確かに考えると、船の乗組員で考えると特殊な技能が必要でないならば、コミュニケーションさえ取れれば、誰でもいい。
だからといって、本当にフィリピン人でいいかと言われれば、そう簡単ではないと思うけど。
まぁ、そこそこの大学出てれば、許容できるくらいかなと思う。

となると英語が喋れるフィリピン人がかなり格安で雇えると思われる。
安い労働力と高い英語力。
労働ビザの問題さえ解決すれば、どこでも働けそうだな。

フィリピンにいた時は、フィリピン人の仕事への態度に辟易していたけど、今問題になっている中東からの移民に比べれば、かなりいい人材に思えてきた。

キリスト教だし…
ヨーロッパにフィリピン人の出稼ぎが増えればいいんじゃないって気がしてきたな。

How to バーリ~ドゥラス フェリー移動

・バーリまでの移動は、こちらの記事で
[nlink url=”http://samaime.net/how-to-bus-napoli-bari/”]


・バーリからどこ行けんの…
せっかくなので、フェリーでアドリア海を横断したいと思い。
バーリからバルカン半島に行くことにしたのだが、行き先は決めていない。
適当にバーリからのフェリー情報を調べると、ドゥブロヴニクに行けると!
ドゥブロヴニクといえば、世界遺産。そして、魔女の宅急便のモデルになった街らしい。

決まりだなと思い調べてみれば…フェリー便がない。
どうやらオフシーズンのため休航状態のようだ。(11月の話です)
※アンコーナからなら行けたかもしれない。

仕方なく調べなおすと、選択肢は4つ…

  • ドゥラス(アルバニア)
  • バル(モンテネグロ)
  • コルフ島(ギリシャ)
  • イグメニツァ(ギリシャ)

ドゥラス行きの便が毎日あり、距離的に一番近いからか料金も安かったので、ドゥラスに行くことにしました。
出港はPM10時。AM8時の便。
というか、1日1便なので、一択。


・フェリーチケット
チケットはネットにてあらかじめ予約しておきました。
日本語にも対応しているので、簡単に予約できると思います。
デッキ席で50ユーロくらい、個室で100ユーロ近く。(曖昧)
デッキ席をとりましたが、まぁ人も全然いないし(オフシーズンのため)、長椅子で寝る感じだけど、十分だった。バーもあって、ずっと飲んでたり、バーで朝まで過ごしている人も多かった。

A-ferry Topページ
http://www.aferry.jp/
バーリ発のページ
http://www.aferry.jp/bari-ferry-jp.htm
※但し、日本語ページは日本のクレジットカードしか使えない模様
シンガポールのカードを使いたかったので、英語(イギリス)のページで予約をしたら、ポンドで表示されイミフになった。

チケットはネットで予約しても、窓口に行ってチケットを発行してもらう必要があります。
メールが来て手順の指示があるのですが、これがよくわからず…この旅最大の難所となった。


・港にてチケット発行
最大の難所。
もし、直接ナポリからのバスにて港まで送り届けてもらったのなら、この心配はなかったのかもしれない。

入り口を入ると、一番近くのデカイ建物があるが、カーポートって書いてあるし、ほとんどの受付がしまっている。
なんか違うなと肌で感じ取ったので、おっさんに聞いてみるとシャトルバスが来るので、それで移動しろとのこと。
向こうもあまり英語が堪能ではない感じなので、さらに不安になる。
時刻表によると、シャトルバスは30分おきに来るようなので、結構待つことになった。
出港(PM10時)の4時間以上前にきてたから余裕はあったが、なんせ不安。

バスが来て、乗り込み移動。
どこで降りるかもわからんので、さっきのおっさんの様子を伺う。
すると…あった!!ネットで見たチケット売り場や!
IMG_1450

A-ferry閉まってんじゃん。と思ったら、Adria Ferryってとこが受付してくれた。
よくわからん…チケットは無事発行されました。(まだ3時間前)

近くに軽食のレストランやトイレもあります。
※システムトラブルとか言われて、待たされたので、飯食って待ってました。


・フェリーの出港場所まで移動
チケットを発行してもらうと、次はフェリーの出港場所まで移動。
港入り口のあたりにあります。

というわけで、また30分間隔のシャトルバス待ち。
本当に早めにこないとまずい。

でシャトルバスで移動し、乗船できる時間まで待ち。このへん空港と一緒な感じ。
荷物チェックと出国検査があり、乗船!

フェリーが遠目だった場合、出口から運んでくれるバスがあるよ。
自分は気づかずに歩いてたけど…
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長かった…ほんと乗れてよかったわ。(2時間前)
ちょっとヘタレすぎるなと、今書いてて思います。

夜のバーリ、フェリーから
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最後に、フェリーの受付にて、日本人がアルバニア入れるからわからないからチェックするねってパスポート取られました。

「ノービザで滞在できるよ。」

って説明したけど、

「だめだったら私達がペナルティ受けるから」

って、バーで待ってろって言われて持ってかれた。
30分くらいでオッケーって返してくれたけどね。


[nlink url=”http://samaime.net/philippina-italy-ferry/”]

[nlink url=”http://samaime.net/how-to-move-durass-tirana-taxi/”]