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物乞いジプシー体験談 マケドニア~スコピエにて

John the Baptist - angry

過去に出会った、物乞いやジプシーの類で最高にいらついた件。
自分だけなら、別にいいのだが周りにも迷惑をかけてしまい、最悪であった。

これに匹敵するのは、マニラでストリートチルドレンが群がってきて、
まともにタクシーに乗ることもできなかった時くらい。


その日は、マケドニア人の日本語スタディグループの人と知り合うことができ、
夜遅くまで飲んでいた。
12時過ぎくらいに会はお開きになり、スコピエのスカンデルベク広場で別れようと
したのだが、そこにジプシーが2人現れ、物乞いを繰り出してきた。

そうだな…10代前半~中くらいだろうか。つまり少年2人である。

普段ならガン無視なのだが、ここで大きなミスを犯してしまった。
話しかけてしまったのである。

もともとジプシーが何を考えて生きているのか興味があったわけだが、
お酒の酔いも手伝い、コミュニケーションをとろうとしてしまった。

結果、彼らのしつこさは最高潮に達した。
本当にしつこく、何を言っているかはわからないのだが、同じ言葉をひたすら
繰り返す、両手を前に出し、お金下さいのポーズ。
この状態で、ずっとこちらの前を陣取るのだ。
こちらが歩いてもずっと付いてくる。

今思い出すと、かなり不気味に思う。
本当に人の感情があるのだろうかと…

あまりにしつこいため、グループの1人の女の子が、お金を出して渡していた。
彼女は私のために、あえてお金を渡して立ち去らせようとしたのだろう。
本当に申し訳ない気持ちになった。
しかし、さらにしつこさは増す。

後で、彼女に今回の件を謝ったときに話したのだが、このお金を渡す行為も
よくなかったと彼女は言っていた。
ほとんどの場合、解決しないのだ。

最終的に、彼女ともう一人と私の3人はタクシーに乗り、ジプシーを撒くことにした。
やはり、非常に不快な気分になったことと、周りに迷惑をかけてしまったことが、
心底悔やまれる。


この件の過失は私にある。
酔っていたとはいえ、コミュニケーションをとろうとすべきではなかった。

今まで、ジプシーといえど人だし、そこまで気にしてもいなかった。
好きでもなければ、嫌いでもない。

しかし、この1件で明らかに嫌いになってしまった。
今後、2度とコミュニケーションをとろうとしたり、少額を渡したり
することはないだろう。
同じ人間ではないと思い始めてしまったから。

こんかことが日常で起こっていれば、ヨーロピアンがジプシーを極端に嫌うのも
理解できる。

関わるべきではない。
いなくなってほしい。
滅んでしまえばいいのに。

少し、ヨーロピアンの気持ちが理解できたかなとは思う。

物乞いジプシー体験談 マケドニア~オフリドにて

今回出会ったのは子連れ母ジプシー。
なぜ、ジプシーかと断定すると、

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思いっきし、こんな格好だったので。
それで、子供を抱きかかえており、近づいてきて。

手口は、

「子供、ホスピタル、マニーマニー、10ユーロ」

と拙い英語で。

今、思い出すと明らかにジプシーだったな…ステレオタイプでした。
服装や英語力、手順が。
しかしながら、結構美人ではあった。ちゃんとお風呂に入って、化粧すればべっぴんさんだろうにて。春を売って稼げるのに。
そういや、ジプシーは春を売ったりはしないのだろうか…

丁度、バスターミナルを探していたので、100ディナール(200円くらい)渡して、
場所教えてと聞いてみた。
何行ってるかさっぱりわからんけど、連れて行ってくれるようだ。
(そういえば、彼らは普段は何語を喋っているんだろう。)

で、連れて行かれたのはタクシー乗り場でした。
その時は、手を抜きやがったな!となったが、
後であながち間違ってないことに気づく。
※バスターミナルは市街地から離れたとこにあった。

拙いなりに会話をしようとはしてくれたし、一応行動はしてくれたので、今まであった中ではマシな部類に入るジプシー。
ひどいジプシーは会話が成立しない。ひたすらつきまとい(密着する距離で)、金をせびり続ける。結構、本気で殴りそうになってしまうくらい、イライラする。